局所状態密度増幅による有機熱電変換デバイスの飛躍的効率向上
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- 安田 琢麿
- 研究代表者
- 九州大学
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- 黄 善彬
- 研究分担者/共同研究者
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所
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- HWANG SUNBIN
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KF0306
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22KF0306
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分36020:エネルギー関連化学
- 研究機関
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- 国立研究開発法人産業技術総合研究所
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-03-08 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 2,300,000 円 (直接経費: 2,300,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
熱電変換素子は身の回りの廃熱から直接電力を生み出せる最も汎用性の高い分散型発電素子である。特に有機熱電素子は軽量・柔軟性及び塗布プロセスによる製造コスト削減が可能であるため無電源・無線センサーネットワークやモバイル機器の補助電源に至るまで様々なエネルギーアプリケーションの開発が期待されている。本研究では、有機熱電材料の状態密度を局所的に高めることで有機半導体のバンド構造を制御し、高い電気伝導率を維持しながらSeebeck係数を増幅させ熱電変換効率を高められる汎用性の高い新しい戦略の構築を目指す。