マントル遷移層スラブの脱水脆性化と加水軟化に関する実験的研究

研究課題情報

体系的番号
JP24H00274
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
24H00274
研究種目
基盤研究(A)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2024-04-01 〜 2028-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
48,360,000 円 (直接経費: 37,200,000 円 間接経費: 11,160,000 円)

研究概要

地球マントル対流を理解する鍵となるマントル遷移層に沈み込む海洋プレート(遷移層スラブ)の力学挙動には、深発地震発生と冷たいスラブの軟化という2つの未解決問題があり、そこには水と相転移が深く関わっている。本研究では水が関与する重要プロセス(脱水脆性化と加水軟化)に焦点をあて、次世代放射光による変形-反応その場観察手法とFIB-TEMによる極微小領域観察技術を駆使した実験研究を行う。これまで取り組んできた相転移が関与する重要プロセス(相転移断層形成と超塑性流動)とあわせて、遷移層で観測される多様なスラブ形状と深発地震分布を、水と相転移の両面から物質科学的に解明することを目指す。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ