ミトコンドリアゲノムの母性遺伝・動態・品質管理機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H02274 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 24H02274
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
- 研究機関
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- 群馬大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2029-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 157,690,000 円 (直接経費: 121,300,000 円 間接経費: 36,390,000 円)
研究概要
ミトコンドリアゲノム(mtDNA)に特有の「母性遺伝」や「ヘテロプラスミー」といった遺伝様式の理解は,生物学的にも,また治療法が確立していないミトコンドリア病を理解するためにも必須である.本研究ではマウス,線虫,酵母といった多彩な生物種においてmtDNA編集系を構築し,mtDNAの遺伝的特殊性を解析するためのモデル生物を作製する.また, mtDNA制御機構にミトコンドリア品質管理機構であるマイトファジーという新たな視点を導入し,母性遺伝における父性ミトコンドリア選択的分解機構の分子基盤や生理的意義の解明,ヘテロプラスミーを維持する機構の解明とミトコンドリア病モデル生物への応用を目指す.