腫瘍内細菌叢と肝微小環境に着目した膵癌肝転移制御への挑戦
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K10405
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K10405
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
膵癌は最も致死率が高い悪性腫瘍の一つであり、5年生存率は10%未満である。癌の予後を規定する因子の一つとして肝転移が挙げられる。膵癌肝転移に有効な治療法はなく、新たな治療法の開発は喫緊の課題である。近年、悪性腫瘍とマイクロバイオームが注目されており、膵癌の進展や化学療法抵抗性の一因として報告されている。膵癌組織や肝転移組織に細菌は存在するが、肝転移において腫瘍内細菌叢が癌細胞に与える影響は不明である。本研究では膵癌肝転移に存在する腫瘍内細菌に着目し、肝転移の進展や、肝臓の薬物代謝に与える影響についてメタボロミクス解析で詳細に解析し、膵癌肝転移に対する新たな治療法を開発することを目指す。