α-Synuclein伝播に着目した多系統萎縮症早期バイオマーカーと新規治療法の研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K10662
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K10662
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分52020:神経内科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
MSAモデル動物から、またヒト健常者、MSA-C初期と進行期の末梢血からエクソソームを単離し、αSynフィブリル形成アッセイにてαSynの測定を行う。また、抽出したエクソソームを次世代シークエンスで解析し、野生型と、miR、lincRNA、snoRNAの比較を行い、有意に変化しているRNAを同定する。これらの解析により初期MSA-Cマーカーの候補を見出す。 これらの実験から判断したMSA-C初期バイオマーカー検出時期に相当する病期のモデルマウスに対してαSyn抗体治療を施行。より効果を高めるため、MAOB阻害剤と組み合わせた治療や、既に施行中のINI-0602を組み合わせた治療も検討する。