高圧下でのマグマの弾性特性の決定:地球内部におけるマグマの挙動解明に向けて
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K22588 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K22588
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
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- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
46億年前の形成初期の地球はマグマオーシャンで覆われていた。現在の成層構造の基礎の形成に繋がる劇的な物質進化過程の解明にはマグマの挙動を支配するマグマ物性の理解が不可欠である。現在においても、島弧火山やホットスポットの起源となるマントル浅部、更には核-マントル境界付近に至るまで、地球内部に広くマグマの分布が示唆されており、多様性のある地球内部構造をもたらしている。そこで本研究では「高温高圧発生技術と放射光X線を組み合わせた実験的物性測定」と「第一原理分子動力学法に基づく計算機シミュレーション」の2つのアプローチから、地球の全マントル条件を再現した高圧下でのマグマの密度・音速の決定に挑戦する。