これまでにNK細胞の増幅培養技術を開発、その臨床応用を進めるべく治験開始に向けて治験用製品を製造中である(治験実施中)。一方そのPhenotypeは臨床で高い有効性 (難治性AML15例に奏効率100%) を示したMemory-like NKと一部特徴を共有しつつも、特に固形腫瘍に対して高活性という点で特異である。その分化活性化機序を明らかにするべく研究を進めてきたが、その過程でGAIA-102がHeteroな集団で段階的に誘導されてくることを明らかにした。本研究ではその工程で鍵となる分子メカニズムを時間を追って明らかにするとともに、医療応用に向けた基盤データを取得する。