小腸由来エクソソームを介した食事性蛋白質と骨格筋の新規機能連関
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K24770
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K24770
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分59040:栄養学および健康科学関連
- 研究機関
-
- 徳島大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,550,000 円 (直接経費: 13,500,000 円 間接経費: 4,050,000 円)
研究概要
機能性蛋白質/ペプチドとは、食事性蛋白質が消化・吸収の過程である特殊なアミノ酸配列を有するペプチドが派生し、それが生体内で様々な機能性を発揮するという概念である。近年、解析技術の進歩によりテトラペプチド以上の大きな分子量を有する機能性ペプチドが報告されている。しかし、小腸の吸収上皮細胞にはトリペプチドまでのトランスポーターしか存在しない。本研究では、Cblinペプチドという大豆蛋白質由来の抗筋萎縮作用を有するペプチドが小腸を通過し血中に到達するという知見を基に、「小腸エクソソームにCblinペプチドが内包されて、骨格筋へ輸送されているのではないか」という仮説を解明するものである。