18,720,000 Yen
(Direct Cost: 14,400,000 Yen Indirect Cost: 4,320,000 Yen)
Research Abstract
Society 5.0を実現・加速する高分子は異種相界面を多く含む。高分子界面では材料内部と比較してエネルギー状態が異なるため、その構造・物性をバルク試料からの知見に基づき予測することは困難である。本研究では、ナノクリープ試験に基づき固体界面におけるセグメント運動(ガラス転移領域)に関する検討を時空間スケールの大きな流動領域まで拡張する。具体的には、固体界面近傍にある高分子鎖は、流動するか、絡み合うか、トレイン部は疑似絡み合い点となり得るか、また、それらの情報を界面からの距離の関数として明らかにすることを目的とする。