防災レジリエンスとSDGsを目的とした高粘度流体ゴム支承橋梁の開発と適用性検討
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K00973
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K00973
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分22020:構造工学および地震工学関連
- 研究機関
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- 関東学院大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
本研題は,構造物の地震時性能の向上のため,ゴム支承の免制震性能のさらなる高度化と,SDGs指向を踏まえた環境への配慮を同時に達成しうる,低環境負荷と取扱の容易さとを兼ね備えた高粘度流体ゴム支承の開発を目的としている。 高粘度流体である水溶き片栗粉もしくはグリセリンを含むゴム支承の力学特性を,正負交番載荷や動的載荷実験により明らかにし,高粘度流体ゴム支承を有する橋梁全体系の地震時安全性について検討する。 提案する高粘度流体ゴム支承は現状の鉛プラグ入り積層ゴムや高減衰積層ゴムと比較して,SDGs指向の低環境負荷である点,新設および更新の両面で簡便に取り扱える点に長所を有している。