心不全ストレス応答におけるRNA制御因子を介した分子ネットワークの解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K02215
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K02215
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分48030:薬理学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
心不全における転写後RNA制御の役割や機能連関については不明な点が多い。CCR4-NOT複合体はRNA分解を介して心臓の恒常性維持に寄与するが、翻訳・転写にもかかわり、かつ複合体の構成因子や結合因子により機能や局在が動的に変化するため、生理的な制御機構は不明である。私達はCCR4-NOTの構成因子のモジュールを介したサルコメア・細胞骨格の維持あるいは転写・ゲノム安定性の制御作用を見出している。本研究では、心不全ストレス応答におけるCCR4-NOT構成モジュールの相互作用蛋白ならびに標的RNA認識の分子機構を明らかにし、新たな心不全治療薬の開発につながる分子的基盤を構築する。