生殖細胞が体細胞化する機構とそれを抑止する生体内環境機構の解明
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- 齋藤 大介
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K21974
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K21974
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-06-28 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,500,000 円 (直接経費: 5,000,000 円 間接経費: 1,500,000 円)
研究概要
生殖系列の細胞は通常配偶子(精子・卵)に分化する細胞だが、その通常の分化には「分化全能性の発動(体細胞化)抑制」が重要である。申請者は生体内環境の変容が生殖細胞を体細胞化させる現象を独自に見出したことで、存在自体不明であったその発動抑制に関わる生体内環境の役割を捉えつつある。本計画ではこの独自先行知見を基盤とし、生殖細胞が体細胞へ変化する機構と、生殖細胞を取り巻く環境がその体細胞分化を抑制する機構を明らかにする。本研究は「周辺環境が始原生殖細胞の生殖細胞性を担保し、その破綻が体細胞化を招く」との重要概念を創出しうる計画である。