スーパーエンハンサー標的抗癌治療に対する耐性獲得機構の解明とそれに基づく新規戦略
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K22193
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K22193
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分57:口腔科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-06-28 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,240,000 円 (直接経費: 4,800,000 円 間接経費: 1,440,000 円)
研究概要
本研究では、スーパーエンハンサー(SE)標的治療に対して耐性を獲得した口腔扁平上皮癌(OSCC)細胞株を樹立し、形質解析に基づき治療耐性獲得機構の解明、耐性獲得関連因子の同定とその機能解析を行う。そして、複数因子を同時に標的とする、マルチターゲット型新規治療法の足掛かりとする。 SEは強力なエンハンサー領域で、BETファミリー蛋白が複数の因子を引き寄せ複合体を形成し、癌幹細胞の自己複製制御、癌化や転移を促進する。血液がんなどではBET阻害剤の臨床試験が開始されている。しかし、SCCの薬剤耐性獲得の懸念からSCCのBET阻害剤に対する耐性獲得機構をいち早く解明しておくことは重要である。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040863705824167808
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN