新たな回折波トモグラフィー手法の開発とマントル最深部の大規模不均質構造の解明

研究課題情報

体系的番号
JP25K07442 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25K07442
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分17040:固体地球科学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2028-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
3,250,000 円 (直接経費: 2,500,000 円 間接経費: 750,000 円)

研究概要

本研究はCMB回折波というこれまでトモグラフィーに用いられてこなかった波を用いてトモグラフィーの新手法を開発する。その特徴は以下2点である:①この回折波はCMBに沿って伝播するためそのスローネスは、観測点に向かってCMB上のどの地点で回折波が地表に向け上向に伝播し始めるかに依存する。従ってCMB回折波スローネスは伝播経路全体ではなくCMBを伝わる部分つまりマントル最深部の速度構造で決まる。②回折波のスローネスが周期に依存する「分散」を利用しCMBよりも300 km程度浅い深さ範囲の鉛直方向速度変化を解像できる。これらはマントル最下部構造を解明する上で理想的な特徴である。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ