神経芽腫におけるGD2発現調整機構の解明と新規治療法の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K11865 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K11865
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
神経芽腫は頭蓋外小児固形悪性腫瘍のなかで最も頻度の高い疾患であり、高リスク群においては集学的治療においても長期生存は50%程度と言われている。近年神経芽腫表面に発現するDisialoganglioside (以下GD2)を標的とした免疫療法が開発され、神経芽腫治療におけるブレークスルーが起こったものの、未だに半数近くの患者が再発し、抗GD2抗体療法に抵抗性を示す症例が存在し課題が残る。本研究では、臨床検体ならびに神経芽腫細胞株を用いて化学療法がGD2発現に与える影響ならびメカニズムを解析・解明することで抗GD2抗体抵抗性の克服を狙った新規治療法の開発を行う.