転写因子AmeloD/TCF4複合体によるエナメル芽細胞分化に関わる転写調節機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K13255 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K13255
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57070:成長および発育系歯学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
AmeloDは、内エナメル上皮に特異的に発現する転写因子で、E-カドヘリンの発現を制御するとともに、エナメル芽細胞分化に必須の分子である。このAmeloDの内エナメル上皮での機能を明らかにするために、新たにAmeloDとの結合が示唆されるWntシグナル関連転写因子TCF4を同定した。そこで本研究ではAmeloD/TCF4の結合により転写調節される遺伝子のスクリーニングや内エナメル上皮での役割を明らかにすることで、新たなエナメル芽細胞分化の分子機構の解明を試みる。これによりエナメル質石灰化不全のターゲット分子の同定や治療法開発、さらには歯の再生への応用が期待される。