木材のエイジング研究の深化ー木材表面の光劣化から目やせ・割れまでを含む総合的評価
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K15779 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K15779
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分90010:デザイン学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
木材のエイジング効果(経年変化により劣化してもその魅力が増す)を体系的に研究した例は少なく、使用する木材の種類や表面性状が視覚や触覚による質感評価に与える影響については十分に解明されていない。 本研究では、これまで紫外線による初期の表面色の変化に着目し、木造建築物の内外装に使用される木材仕上げ表面の紫外線劣化と、それが視覚印象に及ぼす影響を検討してきたが、さらに、木材の目やせや割れといった劣化にも注目し、長期的な使用に伴う視触覚印象や使用感の変化を加味することで、木材のエイジング効果に関する研究を新たな展開へと導き、その解明を加速させることを目指す。