三角縁神獣鏡製作地同定へ向けて ー華北東部系鏡群の調査を中心にー
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20KK0010
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20KK0010
- 研究種目
- 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
- 研究機関
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- 奈良県立橿原考古学研究所
- 研究期間 (年度)
- 2020-10-27 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
三角縁神獣鏡は、古墳時代史や東アジア古代史にとって極めて重要な考古資料であるが、製作地が明らかになっていない。三角縁神獣鏡製作地同定のためには、現在のところ三角縁神獣鏡の工人系譜と密接な関係が指摘されている華北北部系鏡群と華北東部系鏡群のうち、研究代表者がより関係性が高いと想定する華北東部系鏡群の故地(特に山東省と江蘇省の境界域)において、後漢~晋代出土鏡の資料化と調査をおこなう。併せて青銅器の産地同定に有効な鉛同位体比測定をおこなう。出土資料調査が少なかった山東省と江蘇省の境界領域で共同研究をおこなうことで、三角縁神獣鏡の製作地に迫る。