準安定構造を持つチタン合金のき裂発生および伝ぱ挙動の解明
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- 陳 強
- 研究代表者
- 九州大学
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- LIU HANQING
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20F40737
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20F40737
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分18010:材料力学および機械材料関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-11-13 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,200,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
チタン合金は高強度ゆえに耐熱性にも優れるため自動車や航空機業界に広く応用されており「革新的構造材料」として注目を浴びている。しかし、チタン合金の疲労信頼性とりわけ準安定構造を持つチタン合金の寿命評価法が確立されておらず、喫緊の課題である。本研究では、チタン合金の超高サイクル疲労き裂の発生および伝ぱ挙動に着目し、そのき裂発生のメカニズムに及ぼす準安定構造の影響を最新鋭走査透過電子顕微鏡(STEM/HAADF)法による原子尺度での構造解析に基づいて明らかにすることであり、超高サイクル疲労における疲労寿命の評価法の確立を目指すものである。