太陽系形成時の化学環境の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H05846
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H05846
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
- 研究機関
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- 東京大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-11-19 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 210,470,000 円 (直接経費: 161,900,000 円 間接経費: 48,570,000 円)
研究概要
地球外有機物の精密分析と再現実験により,太陽系形成時の初期化学状態を解明する.隕石,惑星間塵,「はやぶさ2」が持ち帰るC型小惑星リュウグウ試料中の有機物の総合分析をおこない,元素・同位体組成,分子構造などを決定する.これらの有機物は太陽系形成時につくられた後,原始太陽系円盤や小天体で変質し,現在の状態になっている.共存鉱物から,有機物が経験した変質過程を推定し,変質前の太陽系最初期有機物の化学状態を制約する.光化学反応有機物形成実験,および有機物やケイ酸塩の変質実験をおこない,太陽系最初期有機物ならびにその形成と変化を再現する条件を明らかにする.