現代芸術論におけるデザイン学生の授業感想と教員からの通信♯2 ミニマルアートからニューペインティングまでの現代美術

この論文をさがす

説明

本研究は「ミニマルアートからニューペインティングまで」の20年間の現代美術を分かり易く解説したものである.本学デザイン学部の授業「現代芸術論」での毎回の授業感想で書かれた学生の質問や疑問を,次回の授業までに筆者が返答を作成して「上遠野通信」として配布したものを基にしている.特に関連の深い記述を抜粋して,講義で教授した内容や,美術の考え方,学生からの質問や感想の分析と考察を交えて,現代美術の基本理念,表現の時代背景,表現の地域特性,作品概念,表現論の観点から明らかにした.デザインや芸術文化を創造するためには,先人の歴史を学ぶと同時に芸術文化も学ばなければならない.創造の源泉として,本研究が考え方の大きなヒントになるであろう.「ダダイズムからポップアートと1960年代の美術まで」を♯1,「ミニマルアートからニューペインティングまで」を♯2,「1980年代の美術~現在(2007年)まで」を♯3とした.現代美術の系譜を通して作品の理解を深めることを目的としている.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001201671818496
  • NII論文ID
    120005593303
  • ISSN
    18819427
  • Web Site
    https://scu.repo.nii.ac.jp/records/108
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ