「法の来し方(Woher kommt das Recht)?」 : Ch. シュタルク教授ゲティンゲン大学科学アカデミー総裁就任講演について

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  • ホウ ノ コシカタ Woher kommt das Recht : Ch シュタルク キョウジュ ゲティンゲン ダイガク カガク アカデミー ソウサイ シュウニン コウエン ニツイテ

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説明

クリスティアン・シュタルク教授の講演論稿「法の来し方」は、法の根源をどう捉えるかを知るうえで有益である。その論稿では、第一に「法は国家に由来する」と説きつつ、H.ケルゼンによる法と国家の同一視理解が批判される。第二に「法と国家の弁証法」、「私人による法の創出」、第三に「外国の法秩序からの継受」、第四に「立法という手仕事」、第五に「西洋的な法の諸基本原則の根源」が論じられる。国家には、必ずしも法の「内容」の創造者ではなく、法を通用させ、確実にする責務があることが確認される。

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