健康長寿な地域における壮年期の生活実態と保健活動

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タイトル別名
  • The Life Current of Health to a Long-Lived
  • ケンコウ チョウジュ ナ チイキ ニ オケル ソウネンキ ノ セイカツ ジッタイ ト ホケン カツドウ

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抄録

目的は健康長寿な地域として高く評価されている市に在住する壮年期の生活実態として、現在と30年前の違いを明らかにすることである。調査は市に在住する40歳と70歳の全員を対象に、食、運動、休息等の生活状況等について郵送により無記名自記式で行った。その結果、40歳202名(回収率44.5%)、70歳390名(回収率74.4%)から回答があった。40歳は70歳の30年前に比べ、男女とも栄養のバランスや塩分、糖分等の食に対する意識は有意(p<0.05)に高かった。また、40歳は男女とも肉類を週3回以上食べる者が多く、男性では甘味飲料の摂取が多かった。一方、40歳は男女とも1日に1時間未満しか歩かない、翌日に疲れが残る、住んでいる地域で住みにくいと感じることがある者が多い等の現状が明らかとなった。

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