重症心身障害児に対する感覚刺激の役割 : 生活における作業療法としての感覚刺激の紹介

書誌事項

タイトル別名
  • The Role of Sensory Stimulation for Children with Severe Motor and Intellectual Disabilities : Introduction of Sensory Stimulation in Their Living Environment as An Occupational Therapy
  • ジュウショウ シンシン ショウガイジ ニ タイスル カンカク シゲキ ノ ヤクワリ セイカツ ニ オケル サギョウ リョウホウ ト シテノ カンカク シゲキ ノ ショウカイ

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説明

国立病院機構重症心身障害児病棟において,重症児に対して『感覚あそび』を導入した。そこで,重症心身障害児の障害の捉え方について作業療法の視点からのべ,この子ども達のおかれている状況を感覚面から概観し,実施した『感覚あそび』について紹介する。『感覚あそび』については,基礎となる作業療法理論を紹介する。中でも,重要な役割を果たすと思われる感覚刺激は,覚醒レベルの調整,気分の高揚と沈静,能動的な活動の糸口となっている。感覚が発達におよぼす役割,及び感覚刺激の充実が,重症心身障害児のケアに貢献する。

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