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- 井上, 清子
- 文教大学
書誌事項
- タイトル別名
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- A Comparative sStudy of Autogenic Training and Dohsa Training: Focusing on Mood Changes
- ジリツ クンレンホウ ト ドウサホウ ノ ソクジ コウカ ノ ケントウ : キブン ノ ヘンカ オ チュウシン ニ
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説明
大学生65名を対象として,「心理療法」の授業で自律訓練法と動作法(とけあい動作法)の講義と体験を行い,体験前後でPOMS短縮版を中心とした質問紙調査を行った. 自律訓練法,動作法とも80%以上の学生がどのようなものか知らなかった.しかし,自律訓練法では,教員が公式を唱えた時には96.9%,自分で公式を唱えた時には72.3%の学生が重感を感じることができた.学生同士で行ったとけあい動作法でも84.6%の学生がリラックス感を感じることができた. 体験前後でPOMS短縮版の下位尺度の得点についてpaired t-testを行ったところ,自律訓練法・動作法とも,体験後,緊張-不安,抑うつ-落ち込み,疲労,混乱,怒り-敵意の項目で有意な改善がみられ,動作法では前記の項目に加え,さらに活気も有意に改善することが示された.自律訓練法と動作法の体験後のPOMS短縮版の下位尺度の得点についてpaired t-testを行ったところ,緊張-不安では有意差がみられなかったが,それ以外の項目では,動作法後の方がより改善していた.
収録刊行物
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- 教育学部紀要
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教育学部紀要 50 11-19, 2016-12-20
文教大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001201683328256
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- NII論文ID
- 120006422236
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- NII書誌ID
- AN00221889
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- NDL書誌ID
- 028406786
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- ISSN
- 03882144
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles