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- 椴法華方言における「リ」の具現について ―「リ」と「ル」の区別の消失と残存―
- トドマツ ホッケ ホウゲン ニ オケル 「 リ 」 ノ グゲン ニ ツイテ : 「 リ 」 ト 「 ル 」 ノ クベツ ノ ショウシツ ト ザンソン
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Abstract
本稿では、椴法華方言における「リ」の発音について、音響分析を通じて検討する。調査で採集された音声資料を聴取すると、本来の「リ」が「ル」として具現化している例が発見された。この音環境は、[ï]と[ɯ̈ ]の区別があいまいになると指摘されたことのないものであった。そこで「リ」と発音されることになっているサンプルを選択し、音響分析を行った。その結果、この音環境に現れる母音はF2 の値に変動が大きく、それゆえ「リ」が「ル」として具現することがあると判明した。一方接続形式の末尾の「リ」は常に「リ」として具現することが示唆された。
特集 椴法華の方言調査
Journal
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- 北海道言語文化研究
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北海道言語文化研究 11 3-8, 2013-03-30
北海道言語研究会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001201684491136
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- NII Article ID
- 120005350414
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- NII Book ID
- AA12307232
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- HANDLE
- 10258/2673
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- NDL BIB ID
- 024702788
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- ISSN
- 18826296
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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