Bibliographic Information
- Other Title
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- EUの社会政策にみる社会的排除
- EU ノ シャカイ セイサク ニ ミル シャカイテキ ハイジョ
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Abstract
近年,注目される社会的排除概念については,明確な定義が存在していない。社会的排除概念をめぐる言説やパラダイムはフランスやイギリスでそれぞれ発達し,EUの社会的排除・包摂の概念とそれへの取り組みに影響を与えている。本稿の目的は,EUの社会政策からその社会的排除概念を明らかにすることである。そのために,第一に,EUの社会政策の歩みをたどりながら,EUが社会政策に踏み込むようになった背景や思想の転換を明らかにする。第二に,思想の転換を果たしたEUの社会政策が,いかにして社会的排除の問題に取り組んできたかを明らかにする。そして最後に,EUの社会政策における社会的排除概念を浮き彫りにすることとする。
Journal
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- The review of Takushoku University : Politics, economics and law
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The review of Takushoku University : Politics, economics and law 21 (2), 85-102, 2019-03-20
拓殖大学政治経済研究所
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001201685498368
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- NII Article ID
- 120006601115
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- NII Book ID
- AA11314866
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- ISSN
- 13446630
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- NDL BIB ID
- 029666154
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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