算数・数学における数学的表現の指導の視点の一考察:新学習指導要領施行に向けた幼稚園・小学校の滑らかな接続に焦点をあてて

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タイトル別名
  • サンスウ ・ スウガク ニ オケル スウガクテキ ヒョウゲン ノ シドウ ノ シテン ノ イチ コウサツ : シン ガクシュウ シドウ ヨウリョウ シコウ ニ ムケタ ヨウチエン ・ ショウガッコウ ノ ナメラカ ナ セツゾク ニ ショウテン オ アテテ
  • A Study on Teaching the Mathematical Representation in Arithmetic and Mathematics: Focusing on the Smooth Connection between Kindergarten and Elementary School for Starting of the New Course of Study

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抄録

type:text

本研究の目的は,算数・数学で,幼稚園と小学校の学校種間の表現活動のつながりを考察し,小学校の側から,表現活動の滑らかな接続のための指導の視点を提案することである.まず,幼稚園と小学校1年生の表現活動の考察を,①活動の対象,②活動の内容,③用いられる数学的表現の視点から進め,整理することで,表現活動の比較・検討を行った.そして,小学校1年生の側から,表現活動の滑らかな接続を意識した指導の視点を提案した.考察の結果,幼稚園での具体物や実物を用いて「関わる」「触れる」「感じる」といった表現活動を,小学校1年生でも大切にしながら,時には幼稚園の表現活動に戻りつつ,また,幼稚園と小学校の活動・学びを併存させつつ,スパイラルかつ回帰させ,算数と日常生活を結びつけ,次第に表現活動を高めていくことを提案した.

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