福田徳三と堺利彦をめぐって

書誌事項

タイトル別名
  • The Study of Tokuzo Fukuda and Toshihiko Sakai
  • フクダ トクゾウ ト サカイ トシヒコ オ メグッテ

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説明

明治・大正・昭和初期の近代経済学者、社会政策学者、また大正デモクラシーの先駆者である福田徳三博士は、カール・マルクスの『資本論』(Das Kapital)を原文で読んだことで知られ、当時の堺利彦ら社会主義者たちは、福田の言論を批判してはいたが、敬意を表していた。  一方、福田は、社会主義、共産主義には反対するものの、その主義者の活動には常に関心をもち、一種のシンパシーを持っていた。  本稿は、福田博士と堺利彦を中心に、幸徳秋水、高畠素之、大杉榮などの係わりをとりあげた。

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