子どもの自己省察を促すための道徳授業づくりの視点

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Other Title
  • Perspectives on Improving Moral Education Classes in Elementary School to Promote Students' Self-Reflection

Abstract

type:text

子どもたちの自己省察を促すための道徳の授業づくりに必要な視点を仮説的に提示し、これを踏まえた提案授業を構想し、その授業実践を分析することを試みた。2015年3月、学習指導要領の一部が改訂され、従来の「道徳の時間」が「特別の教科 道徳」へと改められた。道徳科においては、(1)道徳的諸価値についての理解を深めること、(2)自己を見つめること、(3)物事を多面的・多角的に考えること、の3つを核とした学習活動を通して、「自己の生き方についての考え」を深めることのできる資質や能力を育成することが求められている。これを踏まえ、抽象的に道徳教育はどうあるべきかを論じるよりも、具体的な授業づくりのための視点を提供していくことが急務である。そこで本研究は、道徳授業の中核に「子どもの自己省察を促す」を位置づけ、授業づくりのために必要な視点を提示した。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1050001201687306240
  • NII Article ID
    120006422219
  • ISSN
    03882144
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1351/00006688/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles

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