金工家・海野勝珉の研究 : 教育者としての側面を中心に

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  • キンコウカ ・ ウンノショウ ビン ノ ケンキュウ : キョウイクシャ ト シテ ノ ソクメン オ チュウシン ニ
  • A Study on the Metalworker Shimon Unno: Focusing on His Contributions as an Educator

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明治から大正初期にかけて活躍した金工家・海野勝珉(1844(天保15)年~1915(大正4)年)について,かつて筆者は,年譜を作成し,諸記録を通して人間像に迫り,作品及び下絵から表現の特色をまとめた1).しかし,彼の生きざまについて理解を深めるためには,創作活動を精神的・経済的に支えた人物や教育者としての事績についても詳らかにする必要があると考えた.そこで,本稿ではまず,彼の修業時代に触れた上で,友人や嘱品家との交流について探り,さらに,東京美術学校並びに私工房における指導内容を調査し,彼の後進育成について考究した.

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