二分脊椎症における性機能の検討

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  • Evaluation of sexual function in adults with myelomeningocele

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抄録

当科において平成5年7月より1年間の泌尿器科評価を行った18歳以上の二分脊椎症患者においてアンケートで性機能の評価を行った. 1)異性に対する興味, 性に対する興味, 性欲は男性で, 95%, 95%, 100%であり, 女性で83%, 75%, 75%であった. 2)男性において, 勃起は視聴覚刺激によるものが95%, 触覚刺激によるものは86%であり, 勃起高度に満足しているものは73%, 射精は77%可能であった.オーガスムを感じるものは67%であった. 3)女性において全体では月経の周期は96%が定期的にあり, 分泌は88%に認めたが, 陰部の快感は19%にしかなかった.これら項目についてSharrad分類, 排尿筋-括約筋の活動性, 年齢で比較したが有意な傾向はなかった

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 41 (12), 985-989, 1995-12

    泌尿器科紀要刊行会

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