事例ベースモデルと分布型流出モデルを併用した河川流量予測
書誌事項
- タイトル別名
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- Runoff Data Estimation based on Topological Case-based Modeling with Distributed Hydrological Model
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抄録
事例ベースモデルTCBMによる河川流量予測手法は,過去に観測された降雨量と河川流量データを事例ベースに蓄え,その中に将来の降雨量予報を入力することで河川流量を予測するものである。予測演算は事例ベースからのデータの抽出であるため,計算時間が短いという特徴がある。しかし経験のない降雨時の河川流量予測では信頼性が低い結果となることが課題であった。本報では,分布型流出モデルで推定した,新しい事例ベースを用いて,未経験の降雨にも対応できる事例ベースモデルHydro-TCBMの開発を行ったので,そのモデルの説明と計算例を示す。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 50 (B), 749-757, 2007-04-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202062487552
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/73278
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB