SATARN微小地震データの伝送遅延時間の短縮について沖電気製微小地震テレメータ装置のデジタル出力データ利用

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  • Reduction of Transmission Delay Time in the Seismic Data Exchanging Procedure of the SATARN System
  • SATARN ビショウ ジシン データ ノ デンソウ チエン ジカン ノ タンシュク ニ ツイテ オキ デンキセイ ビショウ ジシン テレメータ ソウチ ノ デジタル シュツリョク データ リヨウ

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抄録

京都大学防災研究所の微小地震観測網(SATARN)の, データ伝送遅延時問の短縮を図るシステムの開発を行なった。現在運用中の微小地震テレメータ装置のデジタル出力データを使用し, IBMPC/AT互換仕様のコンピュータに, UNIXOSの一つであるFreeBSDを搭載したシステムを構築した。このシステムを試験的に運用した結果, 従来は30秒程度以上だった伝送遅延時間を5秒程度にまで短縮することに成功した。また, 観測点でA/D変換されたデジタルデータをそのまま扱うことにより, 観測所内における電気ノイズ汚染の影響が除去され, 高品質のデータが得られるようになった。

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