口永良部島火山における人工地震探査 : 探査の概要と初動の走時について

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タイトル別名
  • Seismic Exploration by Using Active Sources at Kuchierabujima Volcano, Southwest Japan

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抄録

口永良部島火山の浅部構造を明らかにすることを目的として人工地震探査を2004年11月に行った。183点の地震観測点(内3成分75点)を設置し,19点において爆破を行った。初動の読み取りを行った結果,2955個の検測値が得られ,そのうち2187個はAおよびBランクの精度のよいものであった。発破点付近の見かけ速度は近傍の地質構造を強く反映したものであるが,発破点から距離5km付近からは見かけ速度5km/sの屈折波が観測された.新岳・古岳の山体では走時が早い傾向が認められるとともに強い散乱波が観測された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001202173862016
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/26511
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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