頻尿に対する牛車腎気丸の効果

機関リポジトリ (HANDLE) Web Site 被引用文献1件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The efficacy of Gosyajinkigan for pollakisuria
  • ヒンニョウ ニ タイスル ゴシャジンキガン ノ コウカ

この論文をさがす

説明

下部尿路症状にて内服治療を行うも頻尿症状の改善が不十分であった前立腺疾患20例に対し, 牛車腎気丸の併用し, その効果について検討した.内服薬は塩酸タムスロシン10例, ナフトピジル7例, 酢酸クロルマジノン1例, 塩酸プロピベリン6例で, 牛車腎気丸投与開始後も投与を継続した.1)有効率は昼間頻尿で45%, 夜間頻尿で65%であった.2)頻尿に対する効果は投与4週後で認められたが, 尿流量率, 残尿量の改善は投与8週後に認められた.したがって, 下部尿路症状の改善には少なくとも8週間の投与が必要であると考えられた

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 52 (3), 197-201, 2006-03

    泌尿器科紀要刊行会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ