屋外観測および風洞実験による傾斜ケーブルの空力震動に関する研究

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タイトル別名
  • Investigations on Wind-induced Vibrations of Stay-cables Based on Field Observations and Wind Tunnel Tests

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抄録

斜張橋ケーブルにおける空力振動現象の解明のため,筆者らは2000年から大型傾斜ケーブル模型による屋外観測を行っている。これまで,風洞実験において振動応答の類似性を確認し,その発生メカニズムについての解明が進められているものの,傾斜ケーブル周りの流れ場は3次元性が強く,模型端部の条件に振動応答が敏感であることや,降雨の状況の再現性,自然風の乱れによる応答評価の問題など,風洞実験に基づいた研究手法では解明が困難な要素が残されている。そこで,実際の気象条件のもとで観測された振動現象について考察を行った。さらに風洞実験によって,剛体ケーブル模型を用いて静的空気力を測定し,傾斜ケーブルのギャロッピングの発現について考察を加え,斜張橋ケーブルの空力振動現象について考察を行った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001202178030848
  • NII論文ID
    120002514901
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/129151
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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