分布型TOPMODELを用いた大規模流域に対する降雨流出解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Distributed TOPMODEL Approach for Rainfall-Runoff Routing Modeling in Large-Scale Basins
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抄録
本研究は修正分布型TOPMODELを3つの大流域 (アマゾン川、ブラマプトラ川、揚子江)に適用し、その降雨 追跡(流出)モデルとしての特性を評価するものである。修正分布型TOPMODELにおいては、従来のTOPMODELで 一定値を利用していた流域内の流下流速を小流域の特性を反映して変化させ、セル毎の降水量と蒸発散量の 変化を考慮し、最終的にモンテカルロ法で最適化し決定する。修正分布型TOPMODELではGRDCの日観測流量に 対してナッシュ係数でそれぞれアマゾン川 0.48、ブラマプトラ川 0.82、揚子江 0.78 を得ており、本手法が信 頼に足る方法であることを裏付けている。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 53 (B), 37-44, 2010-06-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202178048256
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/129426
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB