火山ガス観測からみた口永良部島の活動状況
書誌事項
- タイトル別名
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- The relationship between the chemical composition of volcanic gas from Kuchinoerabujima and its volcanic activity
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説明
口永良部島火山には新岳および古岳火口に噴気活動が存在する。2003年頃から新岳火口底および周辺の噴気活動が活発化しはじめ,火山ガスには,マグマ由来の高温の火山ガスに特長的な二酸化イオウ,水素,一酸化炭素が含まれるようになった。また,温度の連続観測では,2006年8月頃から地震活動や地殻変動に対応した噴気温度の上昇が観測されている。これら火山ガスの化学組成や温度変化は,同火山の活動が活発化したことを示している。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 50 (B), 359-364, 2007-04-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202298175872
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/73315
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB