地域在住の前期高齢者と後期高齢者の身体機能について
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抄録
広島県F市に在住し、平成28年度BINGO府中元気もりもり体操に参加した高齢者のうち、第1回目の体力測定が可能であった57名(男性6名、女性51名)を対象に、地域在住の前期高齢者と後期高齢者の身体機能について調査した。前期高齢者は38名(男性4名、女性34名)、後期高齢者は19名(男性2名、女性17名)であった。前期高齢者と後期高齢者の体重、体脂肪率、体脂肪量、除脂肪量、筋肉量、体水分量、BMIなどの身体組成では全ての項目で有意な差は認められなかったが、後期高齢者の方がすべての部位の筋肉量で低い値となった。体力測定では、後期高齢者は前期高齢者より握力と足指筋肉量で有意に低い値であった。年齢と各測定値との関連では、年齢と握力、足指筋力で負の相関が認められた。また、握力、筋肉量、体幹部筋肉量は、地域在住の前期高齢者と後期高齢者の身体機能に関連が高いことが明らかになった。各測定項目と関連がある握力の測定は、高齢者の身体機能の把握に必要だと考えられた。
収録刊行物
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- 福祉健康科学研究
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福祉健康科学研究 13 (1), 79-85, 2018-03
福山平成大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202452848896
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- NII論文ID
- 120006731784
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- NII書誌ID
- AA12183093
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- ISSN
- 18810780
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles