近代日本社会政策史における権田保之助の国民娯楽論

書誌事項

タイトル別名
  • キンダイ ニホン シャカイ セイサクシ ニ オケル ゴンダホユキジョ ノ コクミン ゴラクロン
  • キンダイ ニホン シャカイ セイサクシ ニオケル ゴンダ ヤスノスケ ノ コクミン ゴラク ロン
  • National Leisure Issues and Social Policy in Modern Japan : Focusing on Yasunosuke Gonda

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抄録

1. はじめに : 本研究は, 現代の労働と生活の関係性が問われる中で, どのように労働と生活を上手く組み合わせれば不十分な状態から脱却できるのかという課題に対して, 生活(特に娯楽)の面から史実を掘り下げることで改めて問い直そうという試みをテーマにしている。幸い, 日本の娯楽研究, 特に調査研究における実態調査はアメリカよりも10年も早い1920年代から取り組まれており, このように, その源流や系譜を探り再考することは上記の課題解明に資するテーマだと考える。そこで本稿は, 娯楽研究の第一人者である権田保之助の余暇・娯楽論についての研究成果を取り上げて検証する。……

収録刊行物

  • 経済学雑誌

    経済学雑誌 114 (2), 68-88, 2013-09

    大阪市立大学経済学会

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