<論考> 集計指標に関する一考察--「幸福度」の都道府県比較を手がかりに-- (人間科学部特集号: 中尾美喜夫教授退職記念号)

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書誌事項

タイトル別名
  • <Article> On Regional Comparisons of the Composite Indices of Social Welfare (Special Issue of the Faculty of Human Sciences; Studies Presented to Prof. Mikio Nakao on his Retirement)
  • ロンコウ シュウケイ シヒョウ ニ カンスル イチ コウサツ コウフクド ノ トドウ フケン ヒカク ヲ テガカリ ニ ニンゲン カガクブ トクシュウゴウ ナカオ ミキオ キョウジュ タイショク キネンゴウ

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説明

type:01 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper

日本政府は2010年に幸福度研究会を立ち上げ、マスコミでも坂本光司らの『日本で一番幸せな県民』が話題になっている等、幸福度の測定が注目されている。しかし、『日本で一番幸せな県民』は、変数選択・集計方法についてほとんど検討していない。とりわけ、変数に所得・消費と文化を含まない点、および変数を順位の十分位でスケーリングするという大きな問題を持っている。この点を確認することによって、社会指標を単一の集計指標へ集計する際に考慮・検討すべき点を確認する。そのために、国連開発機構(UNDP)の人間開発指標に準じた指標等を研鑽して都道府県間比較を行った。

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