長時間労働を解消するための働き方改革に関する一考察―ワーク・ライフ・バランス実現の視点から―
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of Work-style Reforms for Reducing Long Working Hours― From the Viewpoint of Improving Work-life Balance ―
説明
わが国の課題となっている長時間労働や少子化を解消するために、ワーク・ライフ・バランス の実施が急務となっている。このワーク・ライフ・バランスを実現し、労働生産性を向上させる ために、現在、政府が「働き方改革」を推進している。 少子化が進展し、将来の人手不足を解決するために多様な労働者が活躍できる環境を整える 方法として、企業において、柔軟な働き方を実現するために実施されている施策は実際にどの ように導入、活用されているのか、アンケート調査などから検証し、柔軟な働き方について述 べる。 WLB実現のためにまず導入される育児・介護中の労働者に対する支援策は、①育児・介護時 間の支援、②労働時間を調整する支援、③職場復帰手当支援、④育児・介護費用支援の順に、 導入される傾向にあることを明らかにすることによって、企業、労働者ともに、柔軟な働き方 の実現のためには、柔軟な時間管理が重要であることを示す。
収録刊行物
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- 四天王寺大学紀要
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四天王寺大学紀要 (67), 235-254, 2019-03-25
四天王寺大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202536306304
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- NII論文ID
- 120006643947
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- ISSN
- 18833497
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles