書誌事項
- タイトル別名
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- A Quarrel between the Gluckists and the Piccinnists
- グルック ピッチン ニ ロンソウ ニツイテ
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説明
本稿では,第2次ブフォン論争といわれるグルック-ピッチンニ論争の本質を明らかにする ため,ピッチン二派のマルモンテル,グルック派のアルプ,中立派のシャバノンの論考,及び この論争とは無縁であったモーツァルトのオペラ論を検証する。古典主義の立場からグルック の表現を激しすぎると退けるマルモンテルは,同時にイタリア音楽の声楽美の濫用にも批判の 目を向け,一方アルプは,グルックのオペラ改革の成果を評価しつつ,深い感動を誘うピッチ ンニオペラの魅力も認める。また,旋律と和声をともに認めるシャバノンの見解は,ルソーと ラモー以来の旋律・和声論争に終止符を打つものとして注目される。イタリア派の一人として, 音楽の詩に対する優位を主張するモーツァルトは,グルックとは対極のオペラ作曲家といえる。 これらの見解は,18世紀音楽の中心主題であったイタリア音楽対フランス音楽,旋律対和声の 問題の終悪を意味するものといえよう。
収録刊行物
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- 弘前大学教育学部紀要
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弘前大学教育学部紀要 (80), 29-36, 1998-10-30
弘前大学教育学部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202538747264
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- NII論文ID
- 110000322261
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- NII書誌ID
- AN00211590
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- ISSN
- 04391713
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- HANDLE
- 10129/582
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- NDL書誌ID
- 4642172
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles