高等学校におけるマラソン大会による熱中症に関する研究

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タイトル別名
  • A Study of the Hyperthermia Caused by Long-distance Running in High Schools
  • コウトウ ガッコウ ニオケル マラソン タイカイ ニヨル ネッチュウショウ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

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青森県と群馬県における高等学校のマラソン大会実施状況や熱中症発生の予防対策の状況について調査・検討した。その結果,マラソン大会は青森県より群馬県の方が多く実施されていた。青森県では最も気温が高いとされる午後2~3時に実施している学校もあったが,群馬県では全ての学校で午後2~3時以外の時間帯に実施していた。大会実施月は青森県で5月が多く群馬県で11月が多かった。給水・給食は青森県の方が多かった。競技中の途中棄権者は青森県の方が多かった。競技中は,青森県に比べ,群馬県の方が専門機関とより多く連携がとられており,特に警察との連携が多かった。

弘前大学教育学部紀要. 98, 2007, p.91-96

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