戦国期日本の貿易担当者 : 禅僧からイエズス会士へ
書誌事項
- タイトル別名
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- Japanese Foreign Traders in the Age of Civil Wars : From Zen priests to Jesuits
- センゴクキ ニホン ノ ボウエキ タントウシャ : ゼンソウ カラ イエズス カイシ エ
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説明
元は海洋帝国末の後継国家であるが,中世日本もまた元に対抗する海洋国家として,宋の後継国家であっ た。元がユーラシア大陸の陸海の交易路を押さえ,イスラム商人の力を借りて中国とイスラム世界を結び付 けたのに対して,日本は日中間の禅僧のネットワークを利用して日中貿易に乗り出した。ここに中世日本に おいて禅僧が外交・貿易の中心的な担い手となる理由がある。戦国期の日本は海洋国家として外に開かれて いたため,ポルトガル人が来日し,南蛮貿易と同時にキリスト教の布教も始まった。イエズス会士たちは禅僧 の役割を引継ぎ,南蛮貿易に対する主導権を確立した。
収録刊行物
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- クロスロード
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クロスロード (2), 9-18, 2000-12-28
弘前大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202538803840
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- NII論文ID
- 110000087367
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- NII書誌ID
- AA11436648
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- ISSN
- 1345675X
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- HANDLE
- 10129/2153
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- NDL書誌ID
- 5637607
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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