書誌事項
- タイトル別名
-
- Time and Event Synchronization of Sensation and Perception
- ジカン ト デキゴト : カンカク ト チカク ノ シンクロナイズ
この論文をさがす
説明
「時間」について語られると,かならず,「主観的な時間」と「客観的な時間」,「生きられる時間」と「思考される時間」,「精神の時間」と「物質の時間」,「感じられる時間」と「科学の時間」等々の区別と差異が語られる。しかし,どうあっても,そのどちらかを「根源的な時間」,「ほんものの時間」とよび,どちらかを「派生的な時間」,「にせものの時間」とよばなければならないのだろうか。 「時間」とは,「出来事の流れ」である。そして,「出来事」は,事が成ること,「異なること」である。「それ自身で異なる」とは,「それ自身で変動する」こと,「それ自身に触発される」ことである。 「身体はそれ自身を外部から知覚する, と同時に,内部から感覚している。」本稿は,身体のこの「自己触発」に導かれ,二つの時間が「シンクロナイズする」可能性を探求する。
収録刊行物
-
- 弘前大学教育学部紀要
-
弘前大学教育学部紀要 (79), 23-33, 1998-03-31
弘前大学教育学部
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001202544481280
-
- NII論文ID
- 110000322247
-
- NII書誌ID
- AN00211590
-
- ISSN
- 04391713
-
- HANDLE
- 10129/348
-
- NDL書誌ID
- 4483156
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles