大学教育における問題解決能力育成の試み

書誌事項

タイトル別名
  • Practices for Problem Solving Abilities Training in University Education
  • ダイガク キョウイク ニ オケル モンダイ カイケツ ノウリョク イクセイ ノ ココロミ

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[概要] 筆者は大学教育において, 問題解決能力の育成を目的とした授業を担当しており, 問題解決の5つのステージ(段階)に沿って, そのステージで活用できるいくつかの間題解決手法や問題解決を行う上で必要な考え方などを教育している。授業は2分法(授業の前半を講義,後半を演習とする授業方法)または, 3分法(前半を講義,中盤を演習, 後半をまとめなどの講義とする授業方法)を用いて展開し, その手法にあったテーマや例題を用いて, またはテーマ作りそのものから, その手法を実体験させ, 学ぶことができるよう工夫している。本稿では, 筆者が行っている問題解決能力の育成を目的とした授業で取り入れている課題について紹介し, 大学における問題解決能力育成の充実に寄与したい。 [Abstract] In recent year, companies need recruits who have the problem solving abilities. Therefore, many colleges and universities have added classes for teaching problem solving abilities within their curriculums. I take charge of the classes of that in university education. I have designed some methods. I instruct in using some techniques of problem solving, view and clue of that, and so on. In this paper, I report on my class for teaching of problem solving abilities.

収録刊行物

  • 商経学叢

    商経学叢 58 (2), 43-55, 2011-12-01

    近畿大学商経学会

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