第一次大戦後のチェコスロヴァキアの言語法
書誌事項
- タイトル別名
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- ダイ1ジ タイセンゴ ノ チェコスロヴァキア ノ ゲンゴホウ
- Das Sprachengesetz der Tschechoslowakei im jahre 1920
- ダイイチジタイセンゴ ノ チェコスロヴァキア ノ ゲンゴホウ
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説明
第一次世界大戦後にハブスブルク帝国から独立したチェコスロヴァキアでは,全人口の約1/4,300万人 以上のドイツ人(いわゆるズデーテン・ドイツ人)がそれまでの支配民族の地位から転落して最大の少数民 族集団となった。チェコスロヴァキアは連合国と結んだ条約に基づき, ドイツ人を初めとする少数民族の権 利の保護規定を憲法に盛り込んだが,憲法と同時に制定された言語法ではチェコ語(チェコスロヴァキア語) のみを「国家語」(公用語)と認定するなどチェコ語に非常に有利なものであり,少数民族の立場から見ると, むしろハブスブルク帝国時代より「後退」でさえあった。このことはズデーテン・ドイツ人の大きな不満の 種となった。
収録刊行物
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- 弘前大学教育学部紀要
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弘前大学教育学部紀要 (92), 19-26, 2004-10-15
弘前大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202550292224
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- NII論文ID
- 110001042077
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- NII書誌ID
- AN00211590
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- ISSN
- 04391713
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- HANDLE
- 10129/516
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- NDL書誌ID
- 7127296
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
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