青森県における「学校に対する心理的支援」に関する実態調査,および,ニーズ調査 Ⅳ ―高等学校編―

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タイトル別名
  • Actual Conditions and Needs of Psychological Support for Schools in Aomori Prefecture: a Survey Research in High School
  • アオモリケン ニ オケル ガッコウ ニ タイスル シンリテキ シエン ニ カンスル ジッタイチョウサ オヨビ ニーズ チョウサ 4  コウトウガッコウ ヘン

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抄録

本研究の目的は,青森県の高等学校に適した心理的支援の在り方を探索するための基礎資料として,青森県内の高等学校に対する心理的支援の実態(認知度,経験),および,それに対するニーズ(必要性認知)を調査することであった。青森県内の高等学校全96校を対象として郵送法で質問紙調査を実施し,75校から回答を得た。結果,①心理的支援の認知度は,心理・社会面でやや高かった。②心理的支援の経験率は,心理・社会面で高かったが,学習面,進路面ではあまり高くなかった。③心理的支援の必要性認知は,心理・社会面で高く,学習面,進路面でやや高かった。地域間比較では,進路面で東青,中南が西北に比べて有意に高かったという3点が明らかになった。

弘前大学教育学部紀要. 116-2, p.99-111, 2016

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